1.5m ファストドロウ スタンディングBB
このルールについて
この競技ルールとターゲットは AIRSOFT SPOTTER 用に作成されたもので、WFDA (World Fast Draw Association)の Standing Blanks 競技規則に着想を得ています。本ルールの内容は公式 WFDA ルールと大きく異なります。公式ルールは World Fast Draw Association - Rule Book を参照してください。
WFDAのFast Draw Standing Blankは、ホルスターからのドロウ、反応速度、命中精度を競う競技です。合図でできるだけ速く射撃し、命中までの時間がスコアとなります。5発のトータルタイムがスコアとなります。
共 通ルール
共通ルールは ファストドロウ スタンディングBB には適用されません。
ターゲットの高さ
自然な姿勢で立った状態で、ターゲットの中心がシューターのガンベルトのバックル中央より高い位置にする必要があります。
装備
この競技は近距離でターゲットを射撃するため、高初速のエアソフトガンは推奨しません。
1.5m ファストドロウ スタンディングBB
- 使用銃はリボルバーのみ(シングルアクションで射撃)。
- ホルスター
1.5m コッキング済 ファストドロウ スタンディングBB
- ハンドガン(リボルバーを含む)。オートマティックはセーフティ解除した状態で、リボルバーはハンマーコックした状態でスタート可。
- ホルスター
ターゲット
- 6インチ スティッキー・ジェル・ターゲット。
- リング内であれば命中位置は不問。
- 東京マルイ プロキャッチターゲット。
- リング内であれば命中位置は不問。
姿勢
立射。銃はホルスターに納めた状態から開始。
コース
1.5m。1発 × 5回。
進行手順とレンジコマンド
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スタート姿勢
片手は銃に触れていてもかまいませんが、指をトリガーガード内に入れてはなりません。これは 40cm ファストドロウ スタンディングBB と異なる点に注意してください。
もう一方の手は銃、ホルスター、ベルト、体の他の部位に接触してはなりません。
「コッキング済 ファストドロウ」の場合、ハンドガンのセーフティは解除されていてもよく、リボルバーはコッキングされていてもかまいません。
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レンジコマンド
- "Shooter On The Line": シューターはダウンレンジを向き、銃の準備を行います。
- "Shooter Set": 所定のスタート姿勢を取ります。このコマンドの後、2〜5秒以内にスタート合図が出ます。
- "Start Signal": アプリの画面がフラッシュするのがスタート合図です。合図とともに射撃を開始します。
スコアリング
スタート合図からターゲット命中までの時間がスコアです。リング内であれば命中位置は不問です。時間が短いほど高成績となります。
5回の射撃の合計を総合スコアとします。これは 40cm ファストドロウ スタンディングBB と異なる点 に注意してください。
最大タイム
1発あたりの最大タイムは1秒です。ミスした場合は「ノータイム」(1秒)として扱います。
過剰射撃の取り扱い
この競技では1回につき1発のみです。複数ヒットがあった場合は「ノータイム」(1秒)として扱います。
早撃ち/遅延の取り扱い
スコアは最大タイムの1秒として計上されます。